ニキビと吹き出物は違う?
若い方を中心にお悩みとなりやすいニキビですが、大人の方を中心にお悩みとなりやすいのは吹き出物です。
どちらもできたときの見た目に大きな違いはありませんが、これらはどう違うのでしょうか?
これらは原因が少し違うのです。
ニキビは皮脂の過剰分泌が原因となりがちです。
そのため皮脂の分泌が活発となる思春期の方に多い症状となります。
これに対して吹き出物は複数の原因が関係していることもあり、これが原因だとすぐに特定できない場合もあります。
その原因とはストレスや過労、睡眠不足など、生活習慣に関係することが多いですね。
それらが原因で新陳代謝が悪くなり、古い角質で毛穴が詰まって、そこに雑菌がわいて炎症が起こり、ニキビのような症状が起こるといったメカニズムです。
このような症状となるため、吹き出物は大人の方に多い症状ですね。
このようにニキビと吹き出物には原因に違いがあり、できやすい年齢層も変わります。
そのため思春期の方にできるのがニキビ、大人の方にできるのが吹き出物といった見分けをされることもありますね。
治療法に違いはある?
肝心なのはできてしまったニキビや吹き出物などの治療法ですよね。
これに違いはあるのかというと、実はそれほど違いはありません。
どちらも検査などは行われず、医師が患部を確認してニキビ、もしくは吹き出物といった診断を行います。
治療法は塗り薬となることが多いです。
ニキビなどに効果的な塗り薬があり、これを患部に塗ることで自然に症状が治っていきます。
ニキビでも吹き出物でも同じ薬が処方され、使い方もあまり変わらないことも多いです。
顔などにできたその出来物を薬で治すところまでは、治療法にあまり違いはありません。
ただし、大人の方にできたものは吹き出物となる可能性があり、こちらの場合は原因が生活習慣となる可能性が高いわけです。
過労やストレス、睡眠不足といった原因が解消されないままだと、一度できた吹き出物を薬で治しても、またすぐに再発する可能性があります。
吹き出物の可能性があるときは、生活習慣の見直しも治療法として必要になりますから、この点は覚えておくといいでしょう。
新宿の病院について
ニキビや吹き出物で受診する病院に違いはあるかというと、これはありません。
どちらも一般皮膚科で対応できます。
たとえば新宿駅西口すぐ近くとなる人気の皮膚科クリニックではニキビの診察をよくやっていますが、こちらでは吹き出物の診察や治療も可能です。
ニキビを診られる皮膚科なら吹き出物も同じく診られることが多いですから、それら新宿の皮膚科で相談してみてください。