スキンケアは保険適用外
スキンケアは美容扱い?
肌を綺麗に保つためにはスキンケアが必須となります。
しかし、スキンケアの方法によっては高度な医療が必要となることもありますよね。
結論を先に言うと、単なるスキンケアであれば美容扱いとなるので注意が必要です。
スキンケアというのは、主に生活に支障が出ていなくても行うものと言えます。
そうなると、医療とは認められないため、ほとんどの場合は保険が使えません。
例外として保険が適用できるという状況を挙げるとすると、生命に関わるようなものだけだと思っておくのが正解です。
重度のアトピー性皮膚炎などは、生活にも支障が出るほどの皮膚病です。
これらに関しては保険が適用されることもあります。
その一方で、通常の審美的な要素が強い肌のトラブルに関しては、保険適用外です。
また、治療法によって違ってくることもあるなど、条件によって大きく異なります。
そのため、まずは専門の皮膚科病院に相談してみることが必要です。
スキントラブルは病気扱い?
スキントラブルの中でも、例えばニキビなどは病気扱いになるのでしょうか。
これに関しては、病気としての印象は弱く、実際に病気として扱われていません。
ニキビは生活習慣によるものが大きく、その他体質などによって変化します。
しかし、ニキビがあっても生命に関わるということはありません。
そのような症状に関しては、基本的に病気扱いとはなりません。
そこを勘違いしている人も多いので、注意が必要となります。
逆に皮膚がんなどは当然のように生命を脅かす病気になり得るものです。
これらの治療に関しては病気扱いとなり、保険適用となります。
その境目の判断に迷っている人も多く、現状としては皮膚科などで聞いてみるのが一番の解決策となっています。
自己判断では難しいので、専門医の意見を聞いてみるのがおすすめです。
自由診療は基本的に保険適用外
保険適用なのか保険適用外なのかの判断基準は、自由診療が影響しています。
自由診療というのは、代表的なものとしては美容整形などがあります。
人の見た目というのは精神的な負担は大きいものの、身体的な負担はあまりありません。
ただ、それでも整形するとなると、国ではその負担を背負えないとしているのです。
つまりどういうことなのかというと、自由診療の場合は医療機関がそれぞれ費用を決めることができるため、どうしても高くなりがちなのです。
それでいて国が病気としては認めていないため、医療費全額負担となります。
スキンケアも同様に保険適用外となるのが一般的なので注意してくださいね。