ニキビののみ薬。
ニキビの治療薬に含まれるのみ薬
ニキビ治療に処方される薬の中には、のみ薬も含まれます。
皮膚を治すために塗り薬が処方されるならまだしも、のみ薬となると違和感を覚えるという方もいらっしゃるでしょう。
また体に直接取り込むものになるので、本当に飲んでも大丈夫かどうか、不安に感じていないでしょうか。
そこで、皮膚科が処方するニキビののみ薬について取り上げます。
皮膚科が処方するのみ薬は本当に大丈夫か?
皮膚科が処方したニキビののみ薬は、飲んでも問題ありません。
そもそも危険な薬を患者に提供していたら、とっくの昔に捕まっています。
ヤバイ薬を患者に売るのは、法律的にもアウトです。
ではなぜ塗り薬ではなくのみ薬が処方されたのかというと、考えられる理由としては「ニキビの症状が悪い」と判断されたからでしょう。
ニキビは、外側だけをケアすれば良いものではありません。
内側からもケアをしなければ、綺麗に取り除くことは難しくなるでしょう。
医師の判断にもよるので何とも言えませんが、のみ薬でニキビの症状が改善されたら、塗り薬で完全に治す形となります。
副作用の心配があるのならビタミン剤
問題は副作用です。
ニキビの治療薬だけでなく全ての薬に言えることですが、「絶対に大丈夫」と断言することはできません。
どうしても不安に感じているのなら、ビタミン剤を処方してもらうことをおすすめします。
ビタミン剤は肌の代謝を促進し、ニキビを取り除く働きがあります。
ビタミン剤で副作用が起きたという事例はほとんどきかないので、よほどのことがない限りは大丈夫でしょう。
漢方は副作用がない?
副作用を心配している人の中には、漢方薬の処方を希望している方もいらっしゃるかとおもいます。
漢方薬は自然由来の薬になるので、副作用がないと思い込んでいるかもしれませんが、大きな間違いです。
そもそも、西洋の薬と漢方薬は全く別の薬です。
西洋の薬と同じように漢方を服用すると、副作用は避けられません。
ただ、漢方でニキビが完治したという事例もあります。
もし希望するのならば、漢方に強い皮膚科に相談することをおすすめします。
のみ薬を服用する上で注意すること
皮膚科は、副作用が出ないようにのみ薬を処方します。
処方する際に医師や薬剤師から薬の飲み方についての説明があるので、必ず聞いておくようにして下さい。
医師や薬剤師の指示を間違えなければ、副作用のリスクはかなり抑えられます。
しかし副作用が出るかどうかについては、実際に飲んでみない限りはわかりません。
もし服用している最中に副作用が出たら、使用を中止して下さい。
そして薬と処方箋を持って皮膚科に訪れ、専門医に相談しましょう。